第199話 「とっとこだばっと!ヒーローハム」
ロコちゃんのクラスの男子は、いま、ヒーローごっこにむちゅう。
ハム太郎も、どんちゃんを相手に、ヒーローあそびをしている。
そこに、こうしくんがあわててやってきた。
ラピスちゃんのジュエリーハウスから、家のかざりつけにしていたガラス玉やビーズがぬすまれてしまったらしい。
ジュエリーハウスに集まったハムちゃんずの前で、ラピスちゃんはボロボロとなみだをこぼした。
キラキラしたかざりつけは、ラピスちゃんの大のお気に入りだったのだ。
ハムちゃんずは、これ以上なにもとられないようにと、みんなでジュエリーハウスを守ることにした。
ところが、ハムちゃんずの目の前で、またもガラス玉がうばわれた。
はんにんは、ギャルガラスのランだったのだ。
カラスが相手では、ハムちゃんずにかち目はない。
どうすればいいのだ・・・と立ちつくすハムちゃんず。
そのころ、ほうせきを
なぞのハムスターは、みごとランからほうせきを取り返すと、ほうせきをこっそりとジュエリーハウスの近くに返しておいた。
そのなぞのハムスターのすがたを見かけたのは、ちび丸ちゃんだけ。
ちび丸ちゃんの話を聞いたラピスちゃんとラズリーちゃんは、古い言いつたえに出てくる「でんせつのヒーローハム」だ!とかんげきする。
ヒーローハムが取り返してくれたほうせきを、ジュエリーハウスにかざりなおすハムちゃんず。
そこに、今度は3羽そろって、ギャルガラスがおそいかかってきた。
みんなはひっしでていこうするが、ギャルガラスにはたちうちできない。
ギャルガラスは、ジュエリーハウスの一番のたからものである、一番大きなほうせきまでうばおうとした。
こんなとき、でんせつのヒーローハムがたすけにきてくれたら…
ハムちゃんずは、声のかぎり、ヒーローハムをよんだ。
とうとう、一番だいじなほうせきもランにうばわれてしまった。
そのとき、ジュエリーハウスに、なぞのハムスターがあらわれた。
ヒーローハムだ!
ヒーローハムは、ハムちゃんずのせいえんをうけ、ゆうかんにギャルガラスへと立ち向かっていった。
ハムちゃんずも力を合わせ、ヒーローハムをたすける。
ついに、ハムちゃんずとヒーローハムは、ギャルガラスをおいはらい、ラピスちゃんのほうせきをとりもどしたのだった。
かんげきしたラピスちゃんたちにかこまれ、ヒーローハムは、とくいげにしょうたいをあかそうとした。
しかし、ハムちゃんずは、とちゅうでジュエリーハウスのしゅうりへともどっていってしまった。
ヒーローハムは、どこかしょんぼりして、さっていった。
夜になっても、ヒーローハムのことを思い出して、大こうふんのハム太郎。
ロコちゃんのクラスの男子みたいに、ハム太郎も、ヒーローが大すきなのだった。