第251話 「とっとこしまった!ハム太郎」
ある日、ハムちゃんずは動物ランドでかくれんぼをしていた。
ハム太郎がおいてあったジョウロの中にかくれたところ、ジョウロの持ち
男の子がぶんぶんふりまわすジョウロからほうりだされ、そとに出られたのはよかったけれど、ハム太郎が落ちたそこは、高い木のえだの上。
しかも、ハム太郎がいるえだの葉っぱを、キリンがもりもりと食べているさいちゅうだった。
キリンの世話をしていたマキちゃんのお兄さん・カズヤくんは、えだの上にハム太郎がいることに気がついた。
ついにえだから落ちてしまったハム太郎を、カズヤくんがナイスキャッチ。
カズヤくんに受け止められたハム太郎は、目を回して気をうしなってしまった。
気がつくとハム太郎は、カズヤくんの部屋のケージの中にいた。
カズヤくんは、ハム太郎に、
それはこまると、ハム太郎はなんとかケージから出ようとがんばるが、さくががんじょうで出られない。
しばらくして、学校から帰ってきたマキちゃんが、カズヤくんに話を聞いてハム太郎を見にやってきた。
ここにいるのがハム太郎だとマキちゃんに知られたら、ロコちゃんにナイショで遊びに出かけていることもバレてしまうから、こまるのだ!
ハム太郎はひっしで口にワラをつめてへんそうし、マキちゃんの目をごまかしたのだった。
いっぽう、ハム太郎がいないことに気づいたハムちゃんずは、ハム太郎をさがしまわっていた。
そのとき、家から出てきたマキちゃんが、ラピスちゃんとラズリーちゃんに、カズヤくんの部屋にまいごのハムスターがいるのだと話しかけてきた。
もしや…と思ってカズヤくんの部屋にやってきたラピスちゃんとラズリーちゃんは、ケージのなかにいたハム太郎と、ぶじにさいかいしたのだった。
ハム太郎のケージはとてもがんじょうで、ラピスちゃんとラズリーちゃんが力をあわせても開けられなかった。
ジュエリーハウスにもどって、ハム太郎をたすけだすほうほうを考えるハムちゃんず。
とりあえず、ロコちゃんのほうは、タイショーくんがハム太郎のかわりに小屋に入ってごまかすことにした。
だが、バレるのも時間のもんだいだ。
ロコちゃんとはなれて夜をすごすことになって、さみしいハム太郎。
カズヤくんの部屋にいるたくさんの動物たちが、そんなハム太郎をなぐさめてくれた。
みんなにやさしくされて、にっこりえがおになるハム太郎だった。
つぎの日の朝、ハムちゃんずがカズヤくんの部屋にやってきた。
しかし、みんなが力をあわせても、ケージのとびらは開かない。
そこで、ハムちゃんずは、カメのノロ吉くんに力をかしてもらうことにした。
ノロ吉くんがとびらをひっぱって開けてくれて、ハム太郎はやっと外に出られたのだった。
ハム太郎が家にもどると、ロコちゃんがケージを持って出かけていくところだった。
ロコちゃんは、小屋に入ったきり出てこないハム太郎のことがしんぱいになって、ライオン先生にみてもらうことにしたのだ。
けれど、ハム太郎の小屋にいるのは、タイショーくんだ。
ライオン先生に小屋から引きずり出されそうになり、ひっしでていこうするタイショーくん。
しかしついに、タイショーくんはせいだいにワラをばらまきながら、引きずり出されてしまった。
だが、ワラがまいおちたあと、ロコちゃんがひざの上をみると、そこにはハム太郎がちょこんとすわっていた。
ギリギリのところで、いれかわりせいこうなのだ!
ロコちゃんにちょっと心配をかけてしまったけれど、ぶじに家にもどることができて、ほっとしたハム太郎とハムちゃんずであった。