第253話 「とっとこ恋の!あつあつバトル」
ロコちゃんとカナちゃんは、
もちろんハム太郎とこうしくん、リボンちゃんもいっしょだ。
さらに今年は、タイショーくんたちやラピスちゃん、ラズリーちゃんもいっしょにやってきた。
ハム太郎たちはさっそく、前にお友だちになったポテトくんをたずねた。
ポテトくんは、ひまわりバーガーのおみせをやっている。
ポテトくんのおみせの、ハムスターが食べられる「ひまわりバーガー」と「あつあつポテト」はとってもおいしいのだ。
そのポテトくんの
ポテトくんにつれてこられたシェイクちゃんは、ひさしぶりにハム太郎たちに会えて、大喜びしてくれた。
そこに、見たことのないハムスターが、かっこいい車に乗ってさっそうとあらわれた。
かれは、サーファーくん。
シェイクちゃんにひとめぼれしたサーファーくんは、はじめて会ったのになれなれしくシェイクちゃんに話しかけて、ごういんにサーフィンにさそっていってしまった。
シェイクちゃんをつれて湖にむかったサーファーくんは、サーフィンをするには波のようすがいまいちだからと言って、地面の上でシェイクちゃんとサーフィンごっこを始めた。
サーファーくんと遊んでいるシェイクちゃんがとても楽しそうに見え、ふあんになるポテトくん。
シェイクちゃんを送りとどけ、車で帰っていくサーファーくんをおいかけたハム太郎たちは、サーファーくんがとても大きくてごうかな家に入っていくのを見て、びっくり。
どうやらサーファーくんは、すごいお金持ちのおぼっちゃまだったらしい。
どうかんがえても、サーファーくんにはかなわない…と、おちこんでしまったポテトくん。
そこで、ハム太郎たちは、シェイクちゃんにふさわしい男がどちらなのかを決めるため、サーファーくんとポテトくんに「あつあつハートたいけつ」をさせることにした。
シェイクちゃんをむかえ、ポテトくんとサーファーくんの「あつあつハートたいけつ」が始まった。
くじで
1回戦は、草の上でのサーフィンたいけつになった。
とうぜんサーファーくんが勝つだろうとみんな思ったが、サーファーくんもうまくサーフィンができず、ポテトくんが勝った。
2回戦はギャグたいけつ。
しかし、まいどくんがじしんを持ってポテトくんにアドバイスをしたけっか、ポテトくんはサーファーくんに負けてしまったのだった。
さいごは、カーレースがえらばれた。
サーファーくんのかっこいいスポーツカーにたいして、ポテトくんはハンバーガー屋さんのワゴン車だ。
ポテトくんもいっしょうけんめいこいでいるのだが、スポーツカーにはまったくかなわない。
ぐんぐんリードをひろげていく、サーファーくん。
ところが、サーファーくんの車が、ボロボロとこわれ始めた。
よく見ると、サーファーくんの車は、ツギハギだらけのポンコツ車だったのだ。
サーファーくんは、こわれた車ごと、湖におちてしまった。
だが、サーファーくんは、バラバラになった車のドアの上で、なんとか水の上にうかんでいた。
さすがサーファーくん!とかんどうしたハム太郎たちだったが、なぜかサーファーくんは大あわて。
なぜならサーファーくんは、本当はサーフィンなんてできなかったのだ。
ゆうかんにサーフボードに乗りこみ、サーファーくんを助けたポテトくんに、サーファーくんも負けをみとめた。
こうして、「あつあつハートたいけつ」は、みごとポテトくんの勝ちとなった。
お金持ちの家に飼われていると思われたサーファーくんは、じつは、そのおやしきの庭に住んでいるだけの、のらハムだった。
サーファーのふりをしているのはかっこいいから。
そして家は、サーファーくんの家があったところに、あとからおやしきができたんだと、あっけらかんと言うサーファーくん。
どこかにくめなくておもしろいサーファーくんは、タイショーくんにもすっかり気に入られ、お友だちになったのだった。
そのあとみんなで、ポテトくんのおいしいひまわりバーガーとあつあつポテトをごちそうになった。
ポテトくんのあつあつハートがつたわってきて、なんだかしあわせになって元気がわいてくる、とってもおいしいあじだった。