「ホタルをさがすのだ」
こうしくんが森でホタルを見たと聞いて、のっぽくんが身をのりだした。
のっぽくんは、ホタルの光で本を読むのが、ずっとゆめだったんだって。
そこでハム太郎たちは、ホタルをさがしに森に出かけた。
しかし、みんなでヘトヘトになるまでさがしても、ホタルが見つからない。せきにんをかんじたこうしくんは、一人でさがしにいってしまった。
こうしくんをおいかけていったハム太郎、そして、手わけをしてホタルをさがすことにしたタイショーくんたちは、夜の森のなかで、いつのまにかみんなバラバラに…。
それでもあきらめず、ホタルをさがしていたのっぽくんだったが、うっかりして本を落としてしまった。まわりのくらやみを見わたしたのっぽくんの目に、ぼんやりとした光にてらされた本が見えた。その光こそ、ホタルだった!
それぞれホタルをおいかけてきたハム太郎たちは、ホタルがたくさんとんでいる川辺でごうりゅうし、心ゆくまでホタルの光をたのしんだのだった。