とっとこハム太郎は〜い! ストーリー

「虹をさがすのだ」

「見て! ハム太郎! きれいよ〜!」
ロコちゃんの声に、ハム太郎が窓の外を見上げると、空にきれいな虹がかかっていた。みんなにも知らせようと、ハム太郎はいそいで外にとびだしたが…。
みんなで木の枝に登って見回しても、虹が見当たらない。
「もしかして虹さん、どこかにかくれているんじゃないでしょうか?」
そう言われて、ハム太郎は、デパートの屋上にむかった。だが、高いところから見ても、虹は見えない。もしかしたら池に落ちたのかも…。もしかしたら森の中かも…。いろいろなところをさがしまわったが、虹はどこにもいない。
ハム太郎は、しょんぼりして、ハムちゃんずのみんなにあやまった。
ハム太郎の目から、ぽろり、ぽろりとなみだが落ちた…。
と、そのとき! ハムちゃんずの上から、雨のように水がふりそそいできた。
近くにあったスプリンクラーが、水をまきはじめたのだ。
すると、スプリンクラーの水がキラキラと光をはじいて、虹がうきあがった!
やっと虹を見つけたと、ハム太郎たちは、大よろこびしたのだった。