「ケンカはやめるのだ」
ある日、ハム太郎が地下ハウスに行くと、タイショーくんとこうしくんがケンカのまっさいちゅうだった。げんいんは、こうしくんがかくしていたタネを、タイショーくんがうっかり食べてしまったことらしい。
けんかを止めようと、二人の間に入ったハム太郎。ところが、二人にはねとばされてタンスにぶつかり、ツボが頭の上に落ちてきて、目を回してたおれてしまった。
ハッとわれにかえって、ハム太郎にかけよるタイショーくんとこうしくん。
ところが、こういう時はあたためるのだ、いや冷やすのだと、ハム太郎をめぐってまたケンカ。目をさましたハム太郎は、二人のようすを見て、わざとウーンウーンとくるしそうにうなってみせた。
「二人ともなかよくするのだ…。ぼく、かなしくて、むねが痛いのだ…」
ハム太郎の言葉に、タイショーくんとこうしくんは、ケンカをしていたことをこうかいした。おたがいにあやまって、二人はすっかりなかなおり。
……と思ったら、今度はりょうほうが自分が悪いのだと言いはって、またまたケンカになってしまったのだった。